アイリスト

アイリストは、まつげエクステやまつげパーマを施術し、お客様の目元を美しく仕上げる美容の専門職。目元を彩り、顔全体の印象を変えることで、多くの人々に自信と喜びを届けるお仕事です。美容室やネイルサロン、まつエク専門サロンなど、多様な職場で働けるのが特徴。
具体的には、お客様の要望や顔立ちに合わせたデザインの提案から施術までを担当。さらに、日々のケア方法やメンテナンスのアドバイスを行うことで、目元の美しさを長く保つサポートをします。
お客様の目元を彩る「アイリスト」の仕事内容
まつげエクステやまつげパーマの施術を通じて、お客様一人ひとりの美しさを引き出すプロフェッショナルアイリストの仕事内容を紹介します。
1.カウンセリングで、お客様の要望を丁寧にヒアリング
最初のステップは、お客様の目元の悩みや希望するデザインをヒアリングすることです。 「自然に見せたい」「華やかさを加えたい」「どのような仕上がりを求めているのか」「まつエクならばカールの種類や長さ、ボリュームはどうするのか」など、それぞれのライフスタイルや好みに合わせてマッチする施術プランを提案します。お客様によって理想の目元は様々です。信頼関係を築くために、お客様との丁寧なコミュニケーションが重要です。
2.目元の個性を引き出すデザインを提案
お客様の目の形や顔立ち、まつげの状態を確認しながら、マッチするデザインを提案します。 ナチュラルな印象を求める方には短めのエクステを、華やかさを求める方にはボリューム感を重視した施術を提案をします。たとえば、ナチュラル志向の方ならばJカールや自然な長さのエクステ、ゴージャスな印象を求める方ならばCカールやDカールなど、カールの強さや太さを変えることで仕上がりの印象をコントロールします。
3.施術を行う
施術は集中力と繊細さが求められる工程です。まつエクの場合は1本1本のまつげに対して人工毛を装着していきますが、高い集中力と繊細な技術が欠かせません。ツイーザー(専用のピンセット)を使って1本ごとに丁寧に分けながら、まつげの根元から少し離れたところにグルー(接着剤)をのせて装着していくため、少しの手元のブレが仕上がりに影響することも。
施術時間はデザインや本数によって異なりますが、初回はカウンセリングを含めて1~2時間ほどかかることが多いです。 まつげパーマの場合、専用のロッドや薬剤を使用し、目元に優しい施術を心がけます。まつエクの場合は定期的にリペアやオフをしたり、まつげパーマの場合も一定期間が経過するとカールが落ちるので再度の施術が必要です。
4.美しい目元を保つためのケア方法を伝授!アフターケアのアドバイス
施術後は、エクステやまつげを長持ちさせるための日常ケアをアドバイスします。 「専用クレンジングを使う」「触りすぎない」といった具体的なポイントを伝えることで、お客様が満足のいく目元を保てるようサポートします。
どんな人がアイリストに向いている?
手先が器用で繊細な作業が得意な人
アイリストは、まつげ1本1本に施術を行う繊細な仕事です。まつエクでは人工毛を1本ずつ丁寧に装着するため、手先の器用さ・集中力・正確性が必須です。まつげパーマの場合もカールの大きさや方向を自在にコントロールする技術を要するため、「視覚的センス」と「細かい作業を厭わない忍耐力」が必要となります。
美容やトレンドに敏感で、人を美しくすることが好きな人
美容業界で活躍するためには、常に新しい技術やトレンドにアンテナを張る姿勢が求められます。お客様に喜ばれる提案ができるよう、自分自身も学び続ける意欲が重要です。
コミュニケーション能力が高い人
アイリストはお客様が求める理想のデザインを実現するため、言葉の行き違いがないように注意を払うことが大切です。「自然なイメージ」と言っても、人によって具体的なカール具合や太さのイメージは異なる場合がありますし、まつエクの本数に対しての認識違いが生じることもあります。
そのため、ヒアリングの段階から仕上がりイメージの確認まで、お客様の表情や反応をしっかり読み取り、状況に応じて提案を変える柔軟性が求められます。また施術中も、目元を触られることに不安を感じやすいお客様をリラックスさせるため、声がけやクッションの使い方など細やかな配慮が必要です。
最後に…
アイリストは、細やかな技術でお客様の魅力を引き出すクリエイティブな仕事。 お客様が鏡を見て笑顔になる瞬間が、アイリストの最大のやりがいです。美容に興味がある方や、人を笑顔にするのが好きな方にピッタリです。
また、技術を磨いてスキルアップができ、独立やフリーランスとしての働き方も可能です。自分のスキルを磨きながら、多くの人を幸せにするアイリストの世界に飛び込んでみませんか?